論文詳細
敬心・研究ジャーナル第4巻 第1号
掲載ジャーナル
第4巻 第1号(ISSN2432-6240)
掲載ページ
P.045~P.054
発行日時
2020年06月01日
日本のヤングケアラー研究の動向と到達点
著者
河本秀樹
所属機関
職業教育研究開発センター客員研究員
抄録
目的
ヤングケアラー研究の先行研究を要約表にまとめ、現在までの研究状況と到達点を明らかにすること。
方法
データベース検索を基に文献を抽出し、内容検討、文献統合を行い、論文執筆した。
結果
日本のヤングケアラー研究は、未着手で解明されていないことが多い。現在は、家族介護者支援の必要性、専門職への周知、存在率、法的支援、具体的な支援方法の研究、調査が行われている。
結論
イギリスの研究に遅れ、日本でヤングケアラー研究がはじまった。ヤングケアラーには、子どもらしい生活ができない、年齢相応のキャリアを積むことの困難などがある。文献調査からヤングケアラーを広く社会に知ってもらうことの必要性、家族介護者支援の必要性が提示された。
キーワード
ヤングケアラー、ケアを担う子ども、介護者支援、家族介護者
Trends and Achievements in Young Carers Research in Japan
Author
Kawamoto Hideki
Organization
Vocational education center of research and development
Abstract
Keyword