論文詳細
促通を主とした即時効果が実感できる運動プログラムの効果(その2)
大学学園祭企画にて実施した肩こり予防・改善プログラムの実践報告
著者
包國 友幸
所属機関
早稲田大学非常勤講師
要旨
促通を用いて即座に身体を動かしやすくするなどの効果(即時効果)を実感することができる運動プログラムは1997年に開発された。本研究は2024年11月のA大学学園祭においての実践報告であり、目的はその運動プログラムの効果を検証することである。対象者はA大学学園祭肩こり予防・改善講座参加者の中から調査用紙の提出のあった男性22名、女性18名であった。質問紙による調査項目とその結果を以下に示した。(1)NRS調査では腰に対する主観的な感覚が運動後に有意に改善した(p<0.01)、(2)対象者の年齢区分では50歳代が最も多く続いて40歳代であった。(3)運動後の肩の感覚については「とてもすっきりした」が77%、「ややすっきりした」が23%、(4)講座を受講してどのように感じたかでは「大変良い」が75%、「良い」が25%、(5)自由記述では肯定的内容がほとんどであった。
キーワード
促通、即時効果、集団運動プログラム、肩こり予防・改善プログラム
The effectiveness of an exercise program that has immediate effects, primarily facilitation (No2)
Report on the implementation of a program to prevent and improve stiff shoulders implemented at a university festival
Author
Kanekuni Tomoyuki
Organization
Waseda University Part-time Lecturer
Abstract
Keyword