論文詳細

敬心・研究ジャーナル第8巻 第2号
掲載ジャーナル
第8巻 第2号(ISSN2432-6240)
掲載ページ
P.023~P.027
発行日時
2024年12月31日
DOI
介護における「寄り添う」ことについての検討(2)
著者
宮里 裕子 1)
池田 美幸 2)
所属機関
1)日本福祉教育専門学校
2)ぷっくる株式会社
抄録

本研究は、介護における「寄り添う」ことに関する現状の把握を目的とした。11名の介護職員に、介護における「寄り添う」ことに関する半構造化インタビューを行った。調査期間は、2024年4月~5月であった。11名の逐語録を通して介護における「寄り添う」ことを概括した。多くの介護職員が、利用者にとって心地良い時間・居心地の良い環境を提供することを介護における「寄り添う」ことと考えており、サービス種別及び、利用者の認知機能や知的能力の程度による違いは見られなかった。また、利用者の認知機能や知的能力の程度により、介護職員がどの程度、利用者と意思疎通をはかることができるかは、「寄り添う」ために必要なことを探る難易には影響するが、「寄り添う」こと自体への影響は小さかった。

キーワード
寄り添う、介護職員、利用者の認知機能や知的能力の程度
Consideration on “Yorisou” in Care 2
Author
Yuko Miyasato 1)
Miyuki Ikeda 2)
Organization
1)Japan Welfare Education College
2)Pukkul Corporation
Abstract

Keyword