論文詳細

敬心・研究ジャーナル第6巻 第1号
掲載ジャーナル
第6巻 第1号(ISSN2432-6240)
掲載ページ
P.075~P.082
発行日時
2022年06月01日
DOI
促通を目的とした運動プログラムの有効性(その2)
―コロナ禍においての大学対面授業の実践例―
著者
包國友幸
所属機関
早稲田大学非常勤講師
抄録

促通コンセプトを応用した即座に効果を実感することができる運動プログラムは1997年に開発され大手スポーツクラブAをはじめ様々な組織で展開された。本研究の目的はその運動プログラムの効果を検証することであり、対象者はB大学人間科学部講座の「身体運動の理論と実際」に参加した大学生23名(男性17名、女性6名)、平均年齢20.26±0.75歳であった。質問紙による調査項目とその結果は以下の①~⑤であった。①NRS調査では腰に対する主観的な感覚が運動後に有意に改善した(p<0.01)、②状態不安調査では運動後平均値は有意に低下した(p<0.01)。③「運動後の腰の感覚では」の結果では「とてもすっきりした」が13名(57%)であった。④「授業の内容について」の結果では「大変良い」が最も多く14名(61%)、⑤自由記述ではほとんどの対象者の意見が肯定的であった。

キーワード
促通、即時効果、集団運動プログラム、腰編プログラム、NRS
About the effectiveness of the exercise program for the purpose of facilitation (No.2)
Author
Kanekuni Tomoyuki
Organization
Waseda University Part-time Lecturer
Abstract

Keyword