論文詳細

敬心・研究ジャーナル第5巻 第2号
掲載ジャーナル
第5巻 第2号(ISSN2432-6240)
掲載ページ
P.083~P.092
発行日時
2021年12月01日
DOI
促通を目的とした運動プログラムの有効性
―コロナ禍においての専門学校対面授業の実践例―
著者
包國友幸
所属機関
早稲田大学非常勤講師
要旨

促通コンセプトを応用した即座に効果を実感することができる運動プログラムは1997年に開発され大手スポーツクラブAをはじめ様々な組織で展開された。本研究の目的はその運動プログラムの効果を検証することであり、対象者はB専門学校社会体育系学科の職業教育課程特別授業「機能活性講座」に参加したC校の生徒23名(男性18名、女性5名)、D校の生徒16名(男性14名、女性2名)の合計39名(平均年齢19.77±0.48歳)であった。質問紙による調査項目とその結果は以下の①~⑥であった。①NRS調査では腰に対する主観的な感覚が運動後に有意に改善した(p<0.01)、②状態不安調査では運動後平均値は有意に低下した(p<0.01)。③「講座の内容について」の結果では「大変良い」が最も多く21名(54%)であった、④「運動後の腰の感覚について」の結果では「とてもすっきりした」が20名(51%)、「ややすっきりした」が8名(21%)、⑥自由記述の意見ではほとんどが肯定的内容であった。

キーワード
促通、即時効果、集団運動プログラム、腰編プログラム、NRS
About the effectiveness of the exercise program for the purpose of facilitation
Author
Kanekuni Tomoyuki
Organization
Waseda University Part-time Lecturer
Abstract

Keyword